柿の木のウサギ


柿の木でウサギを彫るのは2度目ですが、相変わらず堅いです。
特に今回の材は庭に生えていた直径30cm超の数十年以上
経つ古木の柿だったので中心部の黒くなった部分なんか石のようでした。

でも、辺材部の白い木肌は写真の通りとてもきれいです。
おじいちゃんとおばあちゃんの思い出のいっぱい詰まった柿の木が
ウサギに変身して、これからもずっと依頼主さんの玄関先に飾って
もらえると思うと、制作中の苦労も吹き飛んでしまいます。